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今日も平戸で庭ぐらし 渋茶
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    今日の話題は、熱中症対策ではありませんので念のため。

     

    母の世代は、暑い時にこそ熱いお茶、などと言っておりましたね。

    あの頃は、暑いと言っても今ほどではなかった、ということもありましょうけれど。

    冷たい飲み物は、1杯飲み又欲しくなったりして、のどの渇きが止まりにくい。

    それに対して、熱いお茶を飲んでごらんなさい、すぐ渇きがおさまりますよ。

    それが口癖でした。

    実際、熱いお茶をよく飲んでおりました。

     

       

     

    私もあの頃の母の年齢に近づいたからか。

    何となく、その気分がわかるように。

     

    朝、暑いですが、いつもより多めのお茶の葉に熱いお湯を投入。

    お茶は熱いお湯で淹れると渋み成分やカフェインが抽出しやすくなります。

    熱いお湯でお茶を入れると渋い、苦い、と言われるのはこのためです。

    しかし、この季節。

    身体にパンチを入れたい!

    そんなときは、躊躇なく熱いお湯で。

    抽出時間は1分くらい、いつもよりも短め、です。

     

    飲むのは、湯呑みに注いでしばらく置いておけば、ふうふう言いながら飲まなくてもいいよね。

    朝のあわただしい中にも、しばし心を落ち着かせる瞬間。

    なかなか、よろしい、ですよ。

     

    <ご注意>

    カフェインは利尿作用があるので、脱水時にはお茶やコーヒーは向きません。

    あくまでも、くつろぎのために。

     

     

       

     

    水出しのお茶。

    ポットに1人当たりお茶の葉ティースプーン軽く山盛り1杯、ペットボトルの水(軟水)を100〜150ccを投入。

    冷蔵庫で2時間ほど。

    グラスに注ぎ分ける前にサッと撹拌するとよいと思います。

     

    水出しのお茶は、あまり上等でなくてもよいのです。

    白折れ(茎茶)は、お安く美味しいので水出しにうってつけ。

    ワイングラスはお勧めです。

    香りがグラスの中で対流しやすいから、でしょうね。

     

     

     

     

     

     

    | お茶の間 | 10:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
    今日も平戸で庭ぐらし 世知原じげもん市
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      今日と明日。

      佐世保市世知原町「国見の郷」周辺にて「じげんもん市」が開催されています。

      「じげもん」とは、その土地のもの、というような意味。

      お米やお野菜もでていますけれど、世知原は何と言ってもお茶どころ。

      新茶が少しお安く購入できる、ということで多くの人々で賑わいました。

       

         

       

      沢山の製茶店が立ち並び、さてさて、どのお茶を購入しようかしらん?とウロウロしていると。

      こんなかわいらしいお嬢ちゃんが「お茶どうぞ」って。

      嬉しいね。

      美味しいお茶でしたよ。

         

      同じお茶を10袋以上お買い上げ、など珍しくなく。

       

         

       

      朝方雨が降っていたので、9時スタートのじげもん市、どうなる?と心配しましたが、沢山の人で賑わいました。

       

         

       

      右から。

      前田製茶製・富貴芳(ふうきほう)。

      名前からして、期待感が高まるお茶です。

       

      鈴山翠豊園製・やぶきた冠(かぶせ)。

      冠(かぶせ)とは、遮光ネットをかけて日射をカットし、苦み渋みを抑えたお茶。

       

      金子製茶・あさつゆ。

      あさつゆは、お茶の品種名。このお茶もネットを冠せていると思います。

      味わいが濃く、玉露に近い味わいです。

       

      この3種は、どれも蒸し製玉緑茶。

      煎茶のようなお茶ですが、煎茶の葉が棒のような形状であるのに対し、玉緑茶はこの地方独特のクリっとした形状に作られています。

      お味は、煎茶と同じです。

       

       

      前田製茶のは、ブレンド茶です。

      ブレンドというのは、富貴芳という銘柄のお茶はこういう味わいの製品、という基準があって、毎年天候などで波があるお茶をブレンドして基準の味わいに仕上げたお茶、ということです。

      難しい技術によって作られています。

       

      一方、鈴山翠豊園と金子製茶のお茶は、最近よくいわれるシングルオリジン。

      やぶきた、あさつゆ、という品種のお茶単独の製品です。

      ただ、お茶の場合、同じ「やぶきた」でも作る土地、環境、作り手のやり方で味わいが違ってきます。

      ワインで言うところのテロワール。

      最近、その違いを味わってみたい、と思う人が増えてきています。

      世知原では、やぶきた、おくゆたか、あさつゆなど、品種名を打ち出したお茶づくりも。

       

       

      さて、世知原じげもん市は、明日まで。

      お天気良さそうです。

      新茶の淹れ方も教えていただけます。

      新茶の季節には、是非、美味しいお茶を。

       

       

       

      あ、そうそう。

      なんで新茶は美味しいのでしょうね。

      そんなうんちくも含めて、お茶の淹れ方教室を6月2日(土)午後2時から我が家でいたします。

      参加費500円。

      参加ご希望の方、御連絡下さい。

       

       

       

       

       

       

       

       

      | お茶の間 | 22:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
      今日も平戸で庭ぐらし 鈴山翠豊園の玉緑茶
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        先日、佐世保へ用事で出かけた際、世知原というお茶の産地を通過。

        新茶の季節なので、美味しいお茶ないかしらん?と「国見の郷(地元の産物の直売所)」に立ち寄ったところ。

         

           

         

        金色!とオバサン心をいたく刺激する新茶が目にとまりました。

         

        これ、50グラム入りで1080円。

        ちょとお高めのお茶ですが、鈴山さんは良質なお茶を作ることでよく知られた方。

        間違いないだろう!と1袋購入。

         

        数日前、ゆっくりとした時間が取れたので、封を切りました。

        予想どおり、間違いなかった!

        ただ、淹れ方にコツがいるかも。

        私的には、70度3分抽出が美味しいと思いました。

        この3分が、なかなか待てないものね。

        でも待つ、ですよ。

        美味しいお茶を頂くのには、忍耐が必要ですの。

         

         

        そして、今日。

        佐世保へ出る用事が出来、ならば金色のお茶、買っておかねば!と再び、「国見の郷」へ。

        ところがやはり!というか、美味しいお茶は、すぐ売り切れてしまいます。

        がっかり、と思っていると鈴山さんの奥様が追加を搬入に来られ他ところへバッタリと遭遇。

        グッドタイミングでした。

         

         

        さてさて。

        新茶の季節。

        あちこちで美味しいお茶の淹れ方講座が開かれていますが、当ブログでも。

         

           

         

        いつも使っている急須です。

        持ち手の先端が丸くなっているので、手触りがよく、気に入っています。

        深い急須より、平たい方がお茶の葉が開きやすい。

        急須がない!という方は、安いのは3000円弱でお茶屋さんの店頭のワゴンにあると思うので、是非。

        万事急須。

        急須は、マスト、です。

         

           

         

        お湯は、水道水でかまわないので、しっかりと沸騰させます。

        私は沸騰後20秒はそのままにします。

        そうするとカルキ臭や泥臭さは大抵抜けます。

        臭いを嗅いでみてよさそうなところで火を止めますが、この時、鼻の奥を火傷しないようにね。

        (お茶の淹れ方を学んだときは、水道水を5分くらい沸騰させる、と教えられましたが主婦感覚とはちょと遠いように思います。2,30秒で、今の水道水は大抵よくはないかしら)

         

        沸騰したお湯を急須に。

        こうすると、急須が温まり、お湯の温度も下がります。

        お湯は、よいお茶から旨味を引き出したい時は、70度くらいまで下げる必要があります。

        高い温度のお湯だと、旨味より渋みの方が出てしまい、苦みが強いお茶になります。

         

           

         

        湯のみは、左が普通の煎茶碗です。

         

        右は、私が使っている煎茶用のお茶碗。

         

        左は満水で200cc入り、右は100ccです。

        使いやすいのは右の方ですが、手に入りにくいので、普通の煎茶碗でOK。

        小さいのが欲しい方は、中国茶器の中から選んではどうでしょうか。

         

           

         

        急須のお湯をお茶碗に注いで、お湯の分量を計ります。

        60ccくらいが1人分ですが、概ね、お茶碗の半分くらい。

        一度計量カップで計ってみると目安がつきますね。

         

           

         

        お茶の葉の量は、ティースプーン軽く山盛り1杯が1人分。

        2人分なら軽く山盛り2杯、です。

         

        先ほどお茶碗に入れたお湯。

        お茶碗を持ってみて、熱いけれど持っていられるようになっていれば概ね70度までお湯の温度がさがっています。

        お茶碗のお湯を静かに急須の中に入れ、蓋をし、2分静かに待ちます。

         

        今回ご紹介した鈴山さんの金袋のお茶は、3分くらい待つ方がよいと思います。

         

           

         

        お茶は、複数の人の分を入れた時は、お茶碗を横並びにして(3人分ならば)1−2−3、3−2−1というように行ったり来たりしながらお茶を注いでいきます。

        こうすると、お茶の濃さと分量が均一になりますよ。

         

        最後の1滴までしっかりと注ぎ切ります。

        最後の1滴が1番美味しいのだって!

         

        というわけで。

        美味しいお茶の淹れ方、ご伝授いたしました。

        これは、1つの目安。

        お茶の葉や飲む人の好みによって、もう少し長く待ってみよう、とか。

        もう少しお湯を熱くして渋みを出してみよう、とか。

        工夫が出来るのも日本茶のよいところです。

        新茶の季節、美味しいお茶に巡り会う機会も多い季節ですので、是非お試しください。

         

         

         

         

         

         

         

        | お茶の間 | 18:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
        今日も平戸で庭ぐらし 八十八夜、だったので。
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          一昨日(5月2日)は、立春から数えて88日目。

          お茶摘みに適している、と言われる八十八夜でした。

           

          お茶はその前から新芽を出していますが、八十八夜の頃の新芽はお茶として充実して来ています。

          (もちろん鹿児島のような暖かな地方では、八十八夜の前でも充分なのですが。)

          ゆえに、八十八夜摘みの新茶は、新茶の中でもよいとされることが多いのです。

           

           

          平戸の武家屋敷には、よくお茶の木が見られます。

          茶畑、というより自分の家のお茶は自前で、というくらいの感じでしょうか。

          お茶の木は、寿命が長いですし実生でもよく生えてくるので、今でも昔からのお茶が残っている、というわけです。

           

           

          さて、今年も新芽がどんどん出て来ておる。

          と横を通り過ぎながらチラチラと見ていたのですが、無性に自分でお茶を作ってみたい衝動にかられましたの、今年は。

          というわけで。

          一昨日、八十八夜なのでお茶摘み。

           

             

           

          先日ご紹介した一芯二葉。

          この部分を両掌にこんもり1杯収穫。

           

          お茶を作るのは結構手間と時間がかかることは分かっていたので、とりあえずお茶を2人分淹れられれば、という分量を目指します。

           

             

           

          湯気が立っている蒸し器に、お茶をなるべく重ならないように広げ、蓋をして50秒。

           

             

           

          葉が、しなっとなってきたら取りだし、キッチンペーパーの上に広げて冷まします。

          このようにして収穫した葉全部を何回かに分けて蒸します。

          お茶の葉は収穫したらなるべく早くサッと水洗いして蒸しの作業に投入。

           

             

           

          油臭のないフライパンか浅い鍋にキッチンペーパー5枚重ねくらいを敷き、そこに蒸して冷ましたお茶の葉を入れます。

          揉みながら水分を飛ばします。

          温度は、お茶が体温くらいをキープ。

          しゃもじを使ってもよいけれど、熱くないので両手で揉みながら水気を飛ばします。

           

          葉の表面が乾いてきたら、外に出してキッチンペーパーの上で揉みます。

          揉む事で、葉の内部の水分を外に追い出します。

          また、揉むと細胞が壊れ、お茶にした時、成分がお湯に溶けだしやすくなります。

           

          キッチンペーパーは、揉む時の衝撃を優しくしてくれるとともに、水分を吸い取ってくれます。

           

             

           

          1回目の揉み。

          何やら茹でたホウレンソウの趣。

           

          ある程度揉んだら、又フライパンの上に戻し、表面の水分を飛ばします。

           

             

           

          3回目。

          フライパンで炒り始めてから約13分。

          だいぶカサが減りました。

           

             

           

          さて、皆様。

          ここからが、大変でござりますよ。

           

             

           

          葉を1枚1枚撚りまする。

           

          初めはテーブルの上に置いたキッチンペーパーにこすりつけるように撚っていきます。

           

             

           

          次に両手をすり合わせるように撚りを一層強くしていきます。

          擦り合わせていると葉の中から水分がにじみ出てくるので、出てこなくなるまで手を擦り合わせます。

          手がお茶の葉の成分でテカテカになりますが、洗えばすぐ取れますので心配なく。

          この頃から、何となく出来上がりのお茶の香りが感じられるようになります。

           

          手で揉んで水分が出なくなったら。

           

             

           

          再びフライパンに5枚ほどのキッチンペーパーを敷きその上で水分を飛ばします。

          なかなか水分が抜けないようなら、キッチンペーパーの枚数を減らしたりして調整。

          くれぐれも焦がさないように。

           

          というわけで、出来上がりました!

          堅い棒状のお茶は、ポキンと折れるくらいまで乾燥しています。

           

          終了まで4時間弱。

          噂には聞いていたけれど、お茶づくりって本当に大変。

          深夜に突入していたので、飲むのは、明日。

          就寝。

           

           

           

          明けて翌朝。

           

          待望のお茶。

          どんなだろう?

          肥料をやったこともないお茶なので、あまり旨味成分は無いかもしれない。

          と思いつつ、やはり旨味のある美味しいお茶を期待してしまいますよね。

          だって、4時間かかったのだもの。

          そこで、約80度のお湯、抽出時間4分(お茶一本の太さから4分くらいかかりそう)と思い定め、いざ急須へ。

           

             

           

          4分抽出でこの薄さ、です。

           

          夫。

          おい、お湯の入れ過ぎと違うか?の声。

          私も今そう思っていたところ。

          傷口に塩をすりこむようなことは言わないでほしいよね。

           

          でも、飲んでみなくてはね。

           

          感想。

          確かに、お湯はちょと多かったかもしれない。

          お茶の味としては、未体験の味。

          泥臭いというのとは違う、土の香り。

          そして、紫蘇のようなハーブの香り。

          えぐみは全くなく、すっきりとした後口のよいお茶でした。

           

          大変な手間と時間でしたが、もう1度若葉があるうちに作ってみようか、と思える味のお茶。

          家でお茶を作っている人がいる、という話を以前聞き、そんな大変なことをするものなのかと思いましたが、この味にハマってしまうのかもしれないね。

          ということがよくわかったお茶づくりでもありました。

           

           

          実は翌日。

          お茶を揉んだ手。

          もちろん石鹸で手を洗ったりしましたが、終日お茶の香りが手に残っていていい気分。

          思い出しては、クンクンと手の香りを嗅いだりして、それも楽しゅうございましたの。

           

           

          家庭でのお茶の作り方。

          プロの方の説明は、こちらをご覧ください。

           

           

           

             

           

          | お茶の間 | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
          今日も平戸で庭ぐらし 一芯二葉(いっしんによう)
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            お茶摘みの季節になりました。

            全国各地の茶畑で新茶の収穫が始まっています。

             

               

             

            これは、我が家のお茶の新芽。

            我が家のは、実生で生えてきたもの。

            山茶、といわれることも。

            我が家の雑種のお茶でもちゃんと時期が来れば新芽を吹き、摘めばお茶になります。

            美味しいかどうかは、ちょと判りません。

            やはり、美味しいお茶は地味が豊かなところで育っていてこそ、なので。

            我が家のお茶も試しに作ってみねば。

             

             

             

            新茶は一芯二葉といって、まだ葉として展開せず丸く棒状の葉とそれを囲む2枚の葉を摘んで作ると、美味しいお茶になります。

            まだあまり日の光を受けておらず、うま味成分が新鮮なままで残り苦みや渋みが少ないのです。

            手摘みのお茶が美味しい所以もそこです。

            大量生産のお茶は機械で収穫しますが、どうしても堅い葉や枝の部分が混入してしまいがちです。

            一方、品評会に出すお茶、高級なお茶は手で摘み、丁寧にお茶に仕立てられ、お値段はお高めですが格別のお茶になる、というわけです。

             

            平戸に近い世知原でも数日前からお茶の収穫が始まっています。

            今日の長崎新聞に、世知原の前田製茶がお茶摘みをしてくれる人を求めている、と記事が出ていました。

            前田製茶は、品評会でも好成績の美味しいお茶を作るお茶屋さんで、昨年は私もお茶摘みのお手伝いに参加しました。

            朝が早く、7時集合なのですが、山間部の眺めのよい所にあるお茶畑で過ごした数時間は、とても清々しいものでした。

            その折の私のブログは、こちら

             

            今年は、私、腰の調子が悪く、お茶摘みは難しそう。

            お茶摘みは、立ち仕事、なので。

            でも、お茶摘み自体は、初めに少し教えていただいてすぐ現場に、といくらいのものです。

            昨年は、高校生も来ていましたっけ。

             

            お茶摘みは、4月30日(月)。

            場所は、前田製茶のフェイスブックを見ると、道順を動画で見ることが出来ます。

            お茶摘みの募集要項は、こちら

            13時終了。

            ゴールデンウィークの、ちょとマニアックな1日を茶畑で。

            結構お勧め。

            長袖の上着、長ズボン、スニ―カ―、つばのついた帽子が当日お勧めのファッションです。

             

             

             

            | お茶の間 | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
            今日も平戸で庭ぐらし 鈴山翠豊園のファーストフラッシュ
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              長崎県佐世保市世知原で上質なお茶を作っておられる鈴山翠豊園渾身の和紅茶です。

               

              長崎県はお茶の生産地としては、かなりの生産面積を誇り(全国11位)、品評会でも長崎県産玉緑茶は好成績を残しています。

              でも、あまり知られていないのが残念。

              本当に美味しいのに。

              とてもとても残念、と思うておりますの。

               

              その中で、東彼杵(ひがしそのぎ)地区は、若い人たちが結構頑張っていて、メディアでもよく取り上げられるようになりました。

              嬉し。

               

              対して。

              平戸から近い佐世保市世知原。

              ここのお茶は、深い旨味と甘みが特徴で、関東辺りからみえた方にお出しすると、1口召し上がった後で「ほうっ」という声を

              必ずと言ってよいほどお出しになるほど。

              その声を聞くのが嬉しくて、心をこめてお茶を淹れるくらい。

              世知原のお茶屋さん達は、全国の品評会でも好成績を収めておられます。

              願わくは。

              もう少し若い人が活躍するならば。

               

               

              さてさて、前段階はここまで。

               

              鈴山翠豊園のファーストフラッシュでした。

              オーナーの鈴山さんは、玉緑茶(煎茶のようなお茶)だけでなく近年話題の和紅茶にも取り組んでおられ、スリランカにご夫婦で紅茶修業に出かけるほど。

              こう言っては何ですが、お若いご夫婦ではないのですよ。

              それでも、美味しい和紅茶を作りたい一心でスリランカ、行くものなのねと、そのお話を伺った時はいたく感心いたしました。

               

              ファーストフラッシュは、紅茶の中でも若い芽のみを摘んで作られるもの。

              深い味わいを出しつつ、エグ味は全くなく。

              水色(お茶の色)は、あまり濃くありません。

              沸騰したお湯を心もち冷ました95℃3分の抽出で、この水色です。

              もう少し置いておくと色は濃くなりますが、やはり美味しいのは3分。

               

              ヨーロッパの華やかな味わいの紅茶が好きな方には、和紅茶はちょと味わいが違うかもしれませんが、和紅茶ファンには好評価で受け入れられることと思います。

              1度、このファーストフラッシュの虜になると、ほかの和紅茶は飲めない、というかたも。

               

                 

               

              茶葉(ちゃよう)は、あまり細かくは有りません。

              茶の葉1枚1枚が生きている作りです。

              粉砕されていないから、じんわりと美味しさが出てくるのではないかと思っています。

               

                 

               

              世知原の「国見の郷」で購入可。

              この袋は、20グラム入り400円です。

               

                 

               

              封を開けたら、きっちり封をし、一回り大きいファスナー付きビニール袋に。

              冷蔵庫には入れません。

              冷蔵庫から出した時に温度差が湿っけを呼んでしまいます。

              煎茶も同様。

              よいお茶ほど、1度封を開けたら大切に取って置くということは考えず、さっさと飲み切るように。

               

               

               

              今日は、ひな祭りでした。

               

                 

               

              母の雛人形。

               

                 

               

              椿展の名ごり。

              桃太郎だと思いますが、きれいに咲いています。

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

              | お茶の間 | 18:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
              今日も平戸で庭ぐらし 萎凋茶(いちょうちゃ)
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                珍しいお茶を頂きました。

                 

                「萎凋茶」というお茶です。

                「萎凋」の「萎」とは、しおらせること、「凋」は、なえてしまうこと。

                「萎凋茶」は、摘んできたお茶の葉を、普通日本茶の場合蒸して加工をするのに対し、1日放置してしおらせて加工したお茶。

                ちょと、珍しいお茶ですね。

                 

                   

                 

                見たところは、普通の日本茶のようです。

                針のようにまっすぐでないのは、九州独特の製法によるもの。

                 

                香りは、香ばしいような、紅茶を思わせるような香り。

                どんなお茶だろうね!

                 

                   

                 

                こんなお茶でした!

                 

                煎茶のように、70度くらいまで湯ざまししたお湯で淹れてみました。

                 

                台湾の阿里山・烏龍茶(中国茶の中でも極上のお茶)を彷彿とさせるような香りとお味。

                お茶だけを出されたら、阿里山・烏龍茶と思うでしょう。

                いやいや、びっくり。

                しかも、3煎までしっかりと頂けました。

                 

                このお茶は、伊万里市山城の山深いところで無農薬のお茶づくりに励んでいる「横田茶園」製。

                「横田茶園」の玉緑茶(煎茶のようなお茶)と茎茶は飲んだことがあり、穏やかというか優しいお味のお茶なので、いつか訪ねてみたいもの。

                そう思いながら、随分と山の方らしく(ゼンリンの地図で見てみた)、まだ叶わずにいます。

                 

                日本茶は、「やぶきた」を始め改良が進み、お茶ファンの嗜好が多様なお茶を求めることもあって、今や、いろいろな品種のお茶が作られています。

                しかし、品種だけがお茶の味わいの差別化をもたらしているのではなく、栽培される地域の土壌、気候、そして作り手の「手」が大きく作用していると言われています。

                ワインで言うところの「テロワール」ですね。

                そういう意味で、このお茶を作っている「横田茶園」は、山間部にあり、自然の力をお茶づくりの「力」に取り込んで、よいお茶づくりをしている思います。

                農薬、化学肥料を使わないのですから実際には大変なご苦労の末、と推察していますが、お茶を入れたパッケージからも伝わるように、作り手の優しさがお茶の味にもちゃんと現れているよう。

                よいお茶に巡り合いました。

                 

                横田茶園のHPは、こちら

                 

                 

                 

                 

                今日は、このシーズン1番の冷え込みになりました。

                平戸でも雪がひらひらと舞いました。

                この寒さ、しばらく続くようですので、皆様どうぞお風邪など召しませぬように。

                 

                | お茶の間 | 18:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                今日も平戸で庭ぐらし 日本茶の後継者
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                  先日佐世保で開催された「全校お茶まつり長崎大会」に先立ち、大村市でお茶の品評会が開催されました。

                   

                  煎茶、深蒸し煎茶、玉露、玉緑茶など8種のお茶について出品され審査されました。

                   

                  玉緑茶(たまりょくちゃ)は、長崎、佐賀を中心に九州一帯で作られているお茶です。

                  クリっと曲がっているのが特徴で、味や香りは煎茶とあまり変わりはないのですが、九州のお茶として親しまれているものです。

                  正式には、蒸し製玉緑茶、といいます。

                   

                  この蒸し製玉緑茶部門で1位2位は東彼杵、3位は佐世保市世知原でお茶を作っている若い生産者が受賞しました。

                  玉緑茶に出品した135生産者の中の1位、2位、3位がすべて若い人たちであったことに、これからのお茶の未来を感じたことでした。

                   

                  上の6種類は、東彼杵の6人の若い生産者が協力しながら高品質のお茶づくり目指しているグループのもの。

                  とてもおしゃれなパッケージです。

                   

                     

                   

                  裏には、生産者の写真と思いが綴られています。

                  6番(右端)は、品評会で1位を取った尾上さんのお茶。

                  「努力、手間暇を惜しまないお茶づくり」を目指しているそう。

                  若い生産者の強い思いが伝わってくるようです。

                   

                     

                   

                  こちらは、世知原でお茶を作り、品評会で3位となった前田さんのお茶。

                  パッケージは、こちらはシンプルながら重厚な佇まい。

                   

                  それぞれ、よいお茶を作り、そのお茶が引き立つように入れ物にも苦心をして。

                  若い人なりの感性はとても新鮮。

                   

                  彼らの努力が報われるよう、日本茶が日本のみならず世界で評価されるよう、私たちも一生懸命サポートしたいと思うのです。

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                  | お茶の間 | 18:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                  今日も平戸で庭ぐらし Tea Plus Market
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                    昨日の「うーたん」のDM葉書もオシャレでしたが、今日ご紹介するTEA Plus Marketーティープラスマーケットのフライア―もそそられると思いませんか?

                     

                    11月11日(土)、12日(日)に佐世保市を中心に開催される「全国お茶まつり長崎大会」。

                    同じ日程で、ハウステンボス・ホテルオークラのウッドデッキスペースにて、全国のお茶を一堂に集めたマーケットと今話題の「波佐見」を満喫できる「はさみストア」が合体したイベント。

                     

                    ワークショップでは、東京より「おちゃらか」のステファン・ダントン氏や、長崎県佐々町でお茶の有機栽培を先駆的に始めた北村誠氏(北村茶園)など、お茶ファンあこがれのレッスンが受けられます。

                     

                    tea & food market には、長崎県内で活躍中のレストラン・カフェが出店。

                    プティ・タ・プティも土曜日のみですが、クレープを出すそうです。

                     

                    入場無料。

                    雨天決行、荒天中止、だそう。

                    11日の土曜日は、12:00〜19:00

                    12日の日曜日は、10:00〜16:00

                    時間が変則ですので、お間違えないように。

                     

                     

                     

                    日本茶(和紅茶なども含む)は、じんわりと、特に若い人々の間でブレイク中。

                    海外でも、日本茶の価値を認める人が増えています。

                     

                    そういう明るい話題がある一方、日本茶はペットボトルのお茶で済ますようになり、急須の無い家庭が増え、日本茶はダメになるのではないかと心配されています。

                    確かに、一時期に比べるとお茶の消費量は落ちているようで。

                    一方で、ハーゲンダッツ、スターバックスがメニューに抹茶を取り込み世界的にヒットしたため、抹茶の人気はうなぎのぼり。

                    生産量と消費量が合わず、どうなっているのか?と不思議に思うほど抹茶人気は高まっています。

                     

                    お茶の葉でお茶を入れるのには、ちょっとしたコツがあり、昔は特に学ばなくてもお爺さんお婆さんの淹れ方を見て育てば大体美味しいお茶が入れられたものでした。

                    それがいつから途絶えてしまったのか。

                    私の年代でも、美味しいお茶を淹れられない人は多く、ましてやその下の世代には伝わらず。

                    だんだんお茶の美味しさは、身近なものではなくなってしまいました。

                     

                    お茶を作る人も、それでは気合が入らない。

                    放置されるお茶畑も増え、日本の美しい景観としてのお茶畑が失われつつあります。

                     

                    でも。

                    少し明るい光も。

                    今回の「全国お茶まつり長崎大会」では、その光の部分を楽しめるのではないかと思っています。

                     

                    日本人の心の底に響くような美味しいお茶を体験するよい機会です。

                    今年は、東彼杵のお茶が「蒸し製玉緑茶」部門の日本1となる農林水産大臣賞を受賞しています。

                    そんなお茶にも出会える、お茶まつり。

                    ご予定に、どうぞ加えてほしい、と思っています。

                     

                     

                     

                    | お茶の間 | 18:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                    今日も平戸で庭ぐらし 阿波晩茶
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                      徳島県は、和三盆糖の産地なので、和菓子の銘店もいろいろ。

                      あまり知られていないのが残念。

                      せっかく美味しいお菓子が沢山あるのに。

                       

                      そう思うていたところ。

                      お茶も、だった。

                      ただしお茶の方は、徳島のみならず四国がお茶の興味深い産地。

                       

                      日本のお茶の産地と言えば、静岡、京都(宇治)、そして鹿児島。

                      えっ?鹿児島?とおっしゃる方もありそうですが、温暖な気候のもと、お茶はすくすくと育つのです。

                      そして特に戦後、アメリカの大規模農業を参考にして大規模茶園を作ったため、生産量では全国2位の生産量を誇っておりまする。

                       

                      さて、四国のお茶、でした。

                      四国のお茶は生産量ではトップクラス、というわけにはいかないのですが、実は、特異なお茶の産地で、そういう意味では全国トップクラス、といってもよいのではないでしょうかしらん。

                       

                      今日ご紹介するのは、「阿波晩茶」。

                      「番茶」と書いていたころもあるそうで、実際お茶としては、鄙びた日常のお茶なので「番茶」の部類に属するのかもしれませんが。

                      それを、あえて「晩茶」としたのは、4月5月の茶の葉の新芽をそのまま成長させ、梅雨の終わりごろに摘んでお茶を作るところから、遅がけのという「晩」の字が使われるようになったとのこと。

                       

                      徳島県の那賀町と上勝町で作られています。

                       

                         

                       

                      作り方も、蒸したお茶の葉を揉み乾燥させて作る普通のお茶とは異なり、一旦蒸したお茶の葉を揉み、樽に10日〜3週間ほど詰めて乳酸発酵させ、そのあと乾燥させる。

                       

                      さて、そのお姿です。

                       

                         

                       

                      落ち葉、というか、枯れ葉のようである。

                      「これがお茶か?」と妙に感動。

                       

                         

                       

                      お茶の葉を1掴み+熱湯をそこそこに。

                      5分間、待つのだよ。

                       

                         

                       

                      水色(お茶の色)は、あまり濃くなく、黄色いお茶です。

                       

                      さてお味は?

                       

                      不思議なお茶です。

                      お茶にやや乳酸発酵した酸味のあるお漬物を入れて飲んでいるような。

                       

                      農作業の合間に、やかんにたくさん作っておいて、喉が乾いたらごくごくと飲むと絶対美味しいだろう!というお味。

                       

                      好みですが、決して不味いものではありません。

                      このお茶はカフェインがほとんどなく、飲んで眠れなくなることがありません。

                      そして、乳酸菌が入っているので、飲み続けると、腸内環境の改善に大変よろしいそうです。

                      故に、妊産婦や高齢の方、便秘改善を望む方に重宝されている、らしい。

                       

                      お茶の形態としては、かなり古くからのもの。

                      よく伝承されていたと思えるほどです。

                       

                      四国には、碁石茶という団茶(かたまりになったお茶)の1種とも言えるお茶があり、この碁石茶も乳酸発酵茶です。

                      お茶を乳酸発酵させるのは、東南アジアでお茶の食し方として好まれるのですが、ここ日本に、このようなお茶の製法がいつどのような経緯で伝わったものか。

                      そして、すたれることなく飲まれ続けていることの不思議さ。

                      大変興味深いお茶だと思いながら、飲んでおりますの。

                      日本の庶民のお茶の根源的な飲み方は、このようなものなのだなァ、と感慨深いものがあります。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

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