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今日も平戸で庭ぐらし 大福茶(おおふくちゃ)
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    年末に関西からおいでになったお客様から珍しいお茶を頂きました。

    大福茶。

     

    村上天皇の時代に京都で疫病が流行った折、空也上人が梅干しと昆布と共にお茶を振る舞い疫病よけとした、という故事を吉例とし、関西地方では、お正月や節分に「大福茶」を服する習慣が出来たと伝わっています。

    九州ではあまり「大福茶」を頂くことはありませんが、1度飲んでみたいもの、と思っていました。

     

       

     

    お茶に、ちゃんと梅干しがついていました!

    昆布は、結び昆布を。

     

       

     

    金箔まで付いていました!

    ここは、ちょと現代風。

     

    緑色濃いお茶を注ぐと、華やかなお茶に。

     

    普通頂くお茶とは別格の、新年を寿ぐに相応しいお茶でした。

     

    空也上人の時代が発祥ということは、その当時のお茶は今と同じようなお茶でなかった可能性があるのですが、飲み方が連綿と今に伝わっている、ということでしょう。

    雅やかで、幸せな気分になれて、どの時代の人々からも受け入れられて来て。

    これからも1つのお茶の飲み方として、続いていくことを祈ります。

     

    このお茶は、つぼ市製茶本舗製。

    嘉永3年創業のお店だそうです。

    江戸の末期ですね。

    歴史あるお茶屋さんの心のこもったお茶でした。

     

     

     

    お正月2日と3日は箱根駅伝にくぎ付け。

    特に夫。

    スタート20分前からテーブルの上にはグラスとスポンサーのビールを用意してテレビ、スイッチオン。

     

    昼ごろ毎年通過する際に見える箱根の富士屋ホテルが、今年は大改装中で姿が見えず残念でした。

    富士屋ホテルは、随分前に泊りに行ったことがあります。

    大理石を切り出し、板状にしたものを組み立てて作られたバスタブが印象的でした。

    その後泊りに行った人の話では、猫足のバスタブに変わっていた、と。

    大理石のバスタブは、嫌いではなかったけれど、やや古色蒼然とした感じでしたから、現代風になったのだなァと残念に思ったり、しかたがないと思ったり。

    今回の大改修は、昨今の地震の対策もあるのかもしれません。

    2020年の夏、リニューアルオープンだそうです。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    | お茶の間 | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
    今日も平戸で庭ぐらし 秋の嬉野(うれしの)
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      佐賀県嬉野と言えば温泉。

      そして、ちょと足を伸ばして祐徳稲荷、でしょうか。

      でも、もうひとつ、忘れてならないのが、お茶どころ、ということです。

       

      かつては、隣接する長崎県東彼杵産のお茶とひっくるめて嬉野茶と呼ばれていましたが、近年は、東彼杵はかなり努力を重ね、嬉野茶ではなく東彼杵茶として売り出しています。

      では嬉野のお茶は?というと、これまた若い生産者がグループを作って一生懸命の様子。

      1度、嬉野のお茶の様子を肌で感じてみたいもの、とかねがね思っていたところ、出かける機会がありました。

      嬉し。

       

       

         

       

      山間地に、お茶畑が広がっています。

      秋の刈り込みが終わり、冬を待つ体勢。

      これで養分を貯め込み、来年の春に備えます。

       

      この地域は、切支丹関連の遺跡が多いところ。

      こんなところにも迫害をのがれてひそんでいたのかと、驚きました。

       

         

       

      国の天然記念物に指定されている「大茶樹(おおちゃのき)」。

      樹齢は300年を優に超えるもの。

      これで一株。

       

      作業中のオジサマ達に「剪定ですか?」と尋ねると。

      花の時期なので、花を摘んでいるのだそう。

      花を摘まないと実になって、木が弱ってしまいますものね。

      それにしても。

      刈り込みをしていないので、花が沢山咲いています。

      (茶畑のお茶の木は、刈り込みをするので、あまり花が咲きません。)

      写真の白いぽつぽつが花です。

      これだけの花を全部摘み取るのは、大変な作業だね。

      木の下や中に隠れているオジサマもいるので、総勢10名ほどでの作業です。

       

       

         

       

      今年4月にオープンした嬉野茶を知ることが出来る情報館「チャオシル」。

      ネーミングについては、何と言ったらよいか。

      わかりやすい?

      んんん。。。

       

      とはいえ。

      オープンした時は、平戸までニュースが伝わったくらいですからね。

      お茶好きオバサンは、興味シンシンだった。

      でも、昨日私が訪れた時は、駐車場には残念ながらあまり車も無く。

      淋しッ。

       

      でも。

      ここまで来たのだもの、とにかく中へ。

       

      それがなんと何と。

      嬉野茶の成り立ちがよくわかる、すごくよい施設でした。

      確かに、ややマニアックかもしれないけれど、嬉野茶に関わる人たちの誇りも感じられたし、何よりも嬉野茶の特徴と良さがムリなく伝わって来ました。

       

         

       

      喫茶コーナーでは。

      嬉野で作られているいろいろなお茶を淹れる体験が出来ます。

      嬉野茶の特徴の1つ、「釜炒り茶」を選びました。

      湯のみが本来の煎茶碗よりやや大きいので、茶葉も5グラム(ふつうは3グラム)用意され、確実に美味しいお茶が入るように設定されていて、気配りの良さが伝わります。

      (ここら辺は、ややマニアの世界。ごめんね)

       

      釜炒り茶特有の釜香(香ばしいかおり)と深い味わい。

      いいね!と夫の顔を見ると。

      夫は、「煎茶」を体験したかったのに勢いで「釜炒り茶」になってしまったらしく、複雑な表情。

      おや、そうだったの?!

      夫婦とはいえ、そうそう心の中までは読み切れませぬ。

      意思表示ははっきりしよう!

       

       

      さて、嬉野茶。

      7名の若いお茶の生産者が「嬉野茶時(うれしのちゃどき)」というプロジェクトを始めました。

      雑誌等でも取り上げられるので、見たことがある、という方も多いかと思います。

      そろいの純白のコスチュームに身を包み、洗練された空間で洗練された所作にて淹れられる嬉野茶。

      家庭で淹れるお茶とも違い、茶道のお茶とも違う、新たな日本茶の形。

       

      嬉野では折々に名旅館「和多屋別荘」「旅館大村屋」などでお茶の会が催されます。

      詳細はこちら

       

      「嬉野茶時」の概要は、こちらから。

      日本茶って、こんなになっているのね、と驚きの世界が広がっています。

       

         

       

      「嬉野茶時」のお茶は、嬉野・和多屋別荘にて購入できます。

      昨日求めたのは、副島園製「翠」。

      天然玉露と言われる品種「あさつゆ」を使用した煎茶です。

      そのうち、折を見て封を切ることに。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

         

      | お茶の間 | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
      今日も平戸で庭ぐらし Tokyo Tea Party
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        11月30日(金)から12月2日(日)まで、

        渋谷ヒカリエで開催される「Tokyo Tea Party」のご紹介です。

         

        従来、お茶のコンテストと言うと。

        お茶の味だけでなく、見た目、香り、水色(いわゆる飲むお茶の色)など、多方面から審査される、ある意味専門家目線で競われるものでした。

         

        しかし、数年前から。

        美味しいなら、それでよくなくない?

        そんな消費者目線で選ぶお茶のコンテストが開催されるようになりました。

        それが、「Tokyo Tea Party」です。

         

        美味しいならそれでよい、とはいえ。

        数年しかない歴史にも関わらず、なかなかの権威付けで。

        プラチナ賞に選ばれると、そのお茶だけでなく、生産者にも多くの注目が集まるようになっています。

         

        そもそものきっかけは、やはり急須でお茶を入れる家庭が少なくなり、日本茶の国内消費量が減っていること。

        一方、国内でも若い年代を中心に確実に日本茶ファンが生まれ、海外での日本茶消費量が増えている現状があります。

        全体としては、お茶の生産量や消費量が減っているとはいえ、確実にファンと言われる人たちが育ちつつある。

        チャンスは、今。

        ここでやらなくて、いつやる!

        そんな背景が、「Tokyo Tea Party」に。

         

        日本茶は、生産者の高齢化で難しい局面にあるのですが、一方、若い人たちが一筋の光を信じてよいお茶を作り始めています。

        そういう人たちの後押しもしたい、そんな思いも「Tokyo Tea Party」にあるようです。

         

        「Tokyo Tea Party」の詳しいことはこちらから。

         

         

         

        さて、ヒカリエでの最終審査を前に。

        全国(海外も含む)10か所で審査会が開催されます。

        東京まで行くのはちょと、という方のため、です。

         

        九州では。

        10月14日(日)、福岡県筑後市津島の九州芸文館にて開催されます。

        11時45分を皮切りに、16時20分まで4回開催され、各回20席。

        静岡と京都で決定したプラチナ賞受賞茶約20種を試飲、お気に入りの1つを選んでいただく趣向です。

        参加費は無料ですが、事前予約が必要。

        予約先は、kitakyu.b@nihoncha-inst-kk.com

        まだ、若干のお席が空いていますので、美味しいお茶を飲んでみたい方は、この機会にぜひ。

        お茶は、専門家が淹れますので、間違いなく美味しい、です。

         

         

         

        平戸は、恐れていた台風の影響も大したことなく。

        今日はよいお天気に。

         

        未来創造館では、平戸の高校生が東京で活躍中の大人たち(メンター)とガチでお話をする会、が開催されています。

        高校生、集まるかな?

        お天気大丈夫かな?

        など、大心配をしながらの準備だったようですが、高校生も19名集まり、メンター達も無事到着し、予定通り開催されているようです(見に行っていないので)。

        若い人たちが、より広い世界に触れる、よいチャンス。

        嬉し。

         

         

         

         

         

        | お茶の間 | 12:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
        今日も平戸で庭ぐらし 渋茶
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          今日の話題は、熱中症対策ではありませんので念のため。

           

          母の世代は、暑い時にこそ熱いお茶、などと言っておりましたね。

          あの頃は、暑いと言っても今ほどではなかった、ということもありましょうけれど。

          冷たい飲み物は、1杯飲み又欲しくなったりして、のどの渇きが止まりにくい。

          それに対して、熱いお茶を飲んでごらんなさい、すぐ渇きがおさまりますよ。

          それが口癖でした。

          実際、熱いお茶をよく飲んでおりました。

           

             

           

          私もあの頃の母の年齢に近づいたからか。

          何となく、その気分がわかるように。

           

          朝、暑いですが、いつもより多めのお茶の葉に熱いお湯を投入。

          お茶は熱いお湯で淹れると渋み成分やカフェインが抽出しやすくなります。

          熱いお湯でお茶を入れると渋い、苦い、と言われるのはこのためです。

          しかし、この季節。

          身体にパンチを入れたい!

          そんなときは、躊躇なく熱いお湯で。

          抽出時間は1分くらい、いつもよりも短め、です。

           

          飲むのは、湯呑みに注いでしばらく置いておけば、ふうふう言いながら飲まなくてもいいよね。

          朝のあわただしい中にも、しばし心を落ち着かせる瞬間。

          なかなか、よろしい、ですよ。

           

          <ご注意>

          カフェインは利尿作用があるので、脱水時にはお茶やコーヒーは向きません。

          あくまでも、くつろぎのために。

           

           

             

           

          水出しのお茶。

          ポットに1人当たりお茶の葉ティースプーン軽く山盛り1杯、ペットボトルの水(軟水)を100〜150ccを投入。

          冷蔵庫で2時間ほど。

          グラスに注ぎ分ける前にサッと撹拌するとよいと思います。

           

          水出しのお茶は、あまり上等でなくてもよいのです。

          白折れ(茎茶)は、お安く美味しいので水出しにうってつけ。

          ワイングラスはお勧めです。

          香りがグラスの中で対流しやすいから、でしょうね。

           

           

           

           

           

           

          | お茶の間 | 10:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
          今日も平戸で庭ぐらし 世知原じげもん市
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            今日と明日。

            佐世保市世知原町「国見の郷」周辺にて「じげんもん市」が開催されています。

            「じげもん」とは、その土地のもの、というような意味。

            お米やお野菜もでていますけれど、世知原は何と言ってもお茶どころ。

            新茶が少しお安く購入できる、ということで多くの人々で賑わいました。

             

               

             

            沢山の製茶店が立ち並び、さてさて、どのお茶を購入しようかしらん?とウロウロしていると。

            こんなかわいらしいお嬢ちゃんが「お茶どうぞ」って。

            嬉しいね。

            美味しいお茶でしたよ。

               

            同じお茶を10袋以上お買い上げ、など珍しくなく。

             

               

             

            朝方雨が降っていたので、9時スタートのじげもん市、どうなる?と心配しましたが、沢山の人で賑わいました。

             

               

             

            右から。

            前田製茶製・富貴芳(ふうきほう)。

            名前からして、期待感が高まるお茶です。

             

            鈴山翠豊園製・やぶきた冠(かぶせ)。

            冠(かぶせ)とは、遮光ネットをかけて日射をカットし、苦み渋みを抑えたお茶。

             

            金子製茶・あさつゆ。

            あさつゆは、お茶の品種名。このお茶もネットを冠せていると思います。

            味わいが濃く、玉露に近い味わいです。

             

            この3種は、どれも蒸し製玉緑茶。

            煎茶のようなお茶ですが、煎茶の葉が棒のような形状であるのに対し、玉緑茶はこの地方独特のクリっとした形状に作られています。

            お味は、煎茶と同じです。

             

             

            前田製茶のは、ブレンド茶です。

            ブレンドというのは、富貴芳という銘柄のお茶はこういう味わいの製品、という基準があって、毎年天候などで波があるお茶をブレンドして基準の味わいに仕上げたお茶、ということです。

            難しい技術によって作られています。

             

            一方、鈴山翠豊園と金子製茶のお茶は、最近よくいわれるシングルオリジン。

            やぶきた、あさつゆ、という品種のお茶単独の製品です。

            ただ、お茶の場合、同じ「やぶきた」でも作る土地、環境、作り手のやり方で味わいが違ってきます。

            ワインで言うところのテロワール。

            最近、その違いを味わってみたい、と思う人が増えてきています。

            世知原では、やぶきた、おくゆたか、あさつゆなど、品種名を打ち出したお茶づくりも。

             

             

            さて、世知原じげもん市は、明日まで。

            お天気良さそうです。

            新茶の淹れ方も教えていただけます。

            新茶の季節には、是非、美味しいお茶を。

             

             

             

            あ、そうそう。

            なんで新茶は美味しいのでしょうね。

            そんなうんちくも含めて、お茶の淹れ方教室を6月2日(土)午後2時から我が家でいたします。

            参加費500円。

            参加ご希望の方、御連絡下さい。

             

             

             

             

             

             

             

             

            | お茶の間 | 22:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
            今日も平戸で庭ぐらし 鈴山翠豊園の玉緑茶
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              先日、佐世保へ用事で出かけた際、世知原というお茶の産地を通過。

              新茶の季節なので、美味しいお茶ないかしらん?と「国見の郷(地元の産物の直売所)」に立ち寄ったところ。

               

                 

               

              金色!とオバサン心をいたく刺激する新茶が目にとまりました。

               

              これ、50グラム入りで1080円。

              ちょとお高めのお茶ですが、鈴山さんは良質なお茶を作ることでよく知られた方。

              間違いないだろう!と1袋購入。

               

              数日前、ゆっくりとした時間が取れたので、封を切りました。

              予想どおり、間違いなかった!

              ただ、淹れ方にコツがいるかも。

              私的には、70度3分抽出が美味しいと思いました。

              この3分が、なかなか待てないものね。

              でも待つ、ですよ。

              美味しいお茶を頂くのには、忍耐が必要ですの。

               

               

              そして、今日。

              佐世保へ出る用事が出来、ならば金色のお茶、買っておかねば!と再び、「国見の郷」へ。

              ところがやはり!というか、美味しいお茶は、すぐ売り切れてしまいます。

              がっかり、と思っていると鈴山さんの奥様が追加を搬入に来られ他ところへバッタリと遭遇。

              グッドタイミングでした。

               

               

              さてさて。

              新茶の季節。

              あちこちで美味しいお茶の淹れ方講座が開かれていますが、当ブログでも。

               

                 

               

              いつも使っている急須です。

              持ち手の先端が丸くなっているので、手触りがよく、気に入っています。

              深い急須より、平たい方がお茶の葉が開きやすい。

              急須がない!という方は、安いのは3000円弱でお茶屋さんの店頭のワゴンにあると思うので、是非。

              万事急須。

              急須は、マスト、です。

               

                 

               

              お湯は、水道水でかまわないので、しっかりと沸騰させます。

              私は沸騰後20秒はそのままにします。

              そうするとカルキ臭や泥臭さは大抵抜けます。

              臭いを嗅いでみてよさそうなところで火を止めますが、この時、鼻の奥を火傷しないようにね。

              (お茶の淹れ方を学んだときは、水道水を5分くらい沸騰させる、と教えられましたが主婦感覚とはちょと遠いように思います。2,30秒で、今の水道水は大抵よくはないかしら)

               

              沸騰したお湯を急須に。

              こうすると、急須が温まり、お湯の温度も下がります。

              お湯は、よいお茶から旨味を引き出したい時は、70度くらいまで下げる必要があります。

              高い温度のお湯だと、旨味より渋みの方が出てしまい、苦みが強いお茶になります。

               

                 

               

              湯のみは、左が普通の煎茶碗です。

               

              右は、私が使っている煎茶用のお茶碗。

               

              左は満水で200cc入り、右は100ccです。

              使いやすいのは右の方ですが、手に入りにくいので、普通の煎茶碗でOK。

              小さいのが欲しい方は、中国茶器の中から選んではどうでしょうか。

               

                 

               

              急須のお湯をお茶碗に注いで、お湯の分量を計ります。

              60ccくらいが1人分ですが、概ね、お茶碗の半分くらい。

              一度計量カップで計ってみると目安がつきますね。

               

                 

               

              お茶の葉の量は、ティースプーン軽く山盛り1杯が1人分。

              2人分なら軽く山盛り2杯、です。

               

              先ほどお茶碗に入れたお湯。

              お茶碗を持ってみて、熱いけれど持っていられるようになっていれば概ね70度までお湯の温度がさがっています。

              お茶碗のお湯を静かに急須の中に入れ、蓋をし、2分静かに待ちます。

               

              今回ご紹介した鈴山さんの金袋のお茶は、3分くらい待つ方がよいと思います。

               

                 

               

              お茶は、複数の人の分を入れた時は、お茶碗を横並びにして(3人分ならば)1−2−3、3−2−1というように行ったり来たりしながらお茶を注いでいきます。

              こうすると、お茶の濃さと分量が均一になりますよ。

               

              最後の1滴までしっかりと注ぎ切ります。

              最後の1滴が1番美味しいのだって!

               

              というわけで。

              美味しいお茶の淹れ方、ご伝授いたしました。

              これは、1つの目安。

              お茶の葉や飲む人の好みによって、もう少し長く待ってみよう、とか。

              もう少しお湯を熱くして渋みを出してみよう、とか。

              工夫が出来るのも日本茶のよいところです。

              新茶の季節、美味しいお茶に巡り会う機会も多い季節ですので、是非お試しください。

               

               

               

               

               

               

               

              | お茶の間 | 18:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
              今日も平戸で庭ぐらし 八十八夜、だったので。
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                一昨日(5月2日)は、立春から数えて88日目。

                お茶摘みに適している、と言われる八十八夜でした。

                 

                お茶はその前から新芽を出していますが、八十八夜の頃の新芽はお茶として充実して来ています。

                (もちろん鹿児島のような暖かな地方では、八十八夜の前でも充分なのですが。)

                ゆえに、八十八夜摘みの新茶は、新茶の中でもよいとされることが多いのです。

                 

                 

                平戸の武家屋敷には、よくお茶の木が見られます。

                茶畑、というより自分の家のお茶は自前で、というくらいの感じでしょうか。

                お茶の木は、寿命が長いですし実生でもよく生えてくるので、今でも昔からのお茶が残っている、というわけです。

                 

                 

                さて、今年も新芽がどんどん出て来ておる。

                と横を通り過ぎながらチラチラと見ていたのですが、無性に自分でお茶を作ってみたい衝動にかられましたの、今年は。

                というわけで。

                一昨日、八十八夜なのでお茶摘み。

                 

                   

                 

                先日ご紹介した一芯二葉。

                この部分を両掌にこんもり1杯収穫。

                 

                お茶を作るのは結構手間と時間がかかることは分かっていたので、とりあえずお茶を2人分淹れられれば、という分量を目指します。

                 

                   

                 

                湯気が立っている蒸し器に、お茶をなるべく重ならないように広げ、蓋をして50秒。

                 

                   

                 

                葉が、しなっとなってきたら取りだし、キッチンペーパーの上に広げて冷まします。

                このようにして収穫した葉全部を何回かに分けて蒸します。

                お茶の葉は収穫したらなるべく早くサッと水洗いして蒸しの作業に投入。

                 

                   

                 

                油臭のないフライパンか浅い鍋にキッチンペーパー5枚重ねくらいを敷き、そこに蒸して冷ましたお茶の葉を入れます。

                揉みながら水分を飛ばします。

                温度は、お茶が体温くらいをキープ。

                しゃもじを使ってもよいけれど、熱くないので両手で揉みながら水気を飛ばします。

                 

                葉の表面が乾いてきたら、外に出してキッチンペーパーの上で揉みます。

                揉む事で、葉の内部の水分を外に追い出します。

                また、揉むと細胞が壊れ、お茶にした時、成分がお湯に溶けだしやすくなります。

                 

                キッチンペーパーは、揉む時の衝撃を優しくしてくれるとともに、水分を吸い取ってくれます。

                 

                   

                 

                1回目の揉み。

                何やら茹でたホウレンソウの趣。

                 

                ある程度揉んだら、又フライパンの上に戻し、表面の水分を飛ばします。

                 

                   

                 

                3回目。

                フライパンで炒り始めてから約13分。

                だいぶカサが減りました。

                 

                   

                 

                さて、皆様。

                ここからが、大変でござりますよ。

                 

                   

                 

                葉を1枚1枚撚りまする。

                 

                初めはテーブルの上に置いたキッチンペーパーにこすりつけるように撚っていきます。

                 

                   

                 

                次に両手をすり合わせるように撚りを一層強くしていきます。

                擦り合わせていると葉の中から水分がにじみ出てくるので、出てこなくなるまで手を擦り合わせます。

                手がお茶の葉の成分でテカテカになりますが、洗えばすぐ取れますので心配なく。

                この頃から、何となく出来上がりのお茶の香りが感じられるようになります。

                 

                手で揉んで水分が出なくなったら。

                 

                   

                 

                再びフライパンに5枚ほどのキッチンペーパーを敷きその上で水分を飛ばします。

                なかなか水分が抜けないようなら、キッチンペーパーの枚数を減らしたりして調整。

                くれぐれも焦がさないように。

                 

                というわけで、出来上がりました!

                堅い棒状のお茶は、ポキンと折れるくらいまで乾燥しています。

                 

                終了まで4時間弱。

                噂には聞いていたけれど、お茶づくりって本当に大変。

                深夜に突入していたので、飲むのは、明日。

                就寝。

                 

                 

                 

                明けて翌朝。

                 

                待望のお茶。

                どんなだろう?

                肥料をやったこともないお茶なので、あまり旨味成分は無いかもしれない。

                と思いつつ、やはり旨味のある美味しいお茶を期待してしまいますよね。

                だって、4時間かかったのだもの。

                そこで、約80度のお湯、抽出時間4分(お茶一本の太さから4分くらいかかりそう)と思い定め、いざ急須へ。

                 

                   

                 

                4分抽出でこの薄さ、です。

                 

                夫。

                おい、お湯の入れ過ぎと違うか?の声。

                私も今そう思っていたところ。

                傷口に塩をすりこむようなことは言わないでほしいよね。

                 

                でも、飲んでみなくてはね。

                 

                感想。

                確かに、お湯はちょと多かったかもしれない。

                お茶の味としては、未体験の味。

                泥臭いというのとは違う、土の香り。

                そして、紫蘇のようなハーブの香り。

                えぐみは全くなく、すっきりとした後口のよいお茶でした。

                 

                大変な手間と時間でしたが、もう1度若葉があるうちに作ってみようか、と思える味のお茶。

                家でお茶を作っている人がいる、という話を以前聞き、そんな大変なことをするものなのかと思いましたが、この味にハマってしまうのかもしれないね。

                ということがよくわかったお茶づくりでもありました。

                 

                 

                実は翌日。

                お茶を揉んだ手。

                もちろん石鹸で手を洗ったりしましたが、終日お茶の香りが手に残っていていい気分。

                思い出しては、クンクンと手の香りを嗅いだりして、それも楽しゅうございましたの。

                 

                 

                家庭でのお茶の作り方。

                プロの方の説明は、こちらをご覧ください。

                 

                 

                 

                   

                 

                | お茶の間 | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                今日も平戸で庭ぐらし 一芯二葉(いっしんによう)
                0

                  お茶摘みの季節になりました。

                  全国各地の茶畑で新茶の収穫が始まっています。

                   

                     

                   

                  これは、我が家のお茶の新芽。

                  我が家のは、実生で生えてきたもの。

                  山茶、といわれることも。

                  我が家の雑種のお茶でもちゃんと時期が来れば新芽を吹き、摘めばお茶になります。

                  美味しいかどうかは、ちょと判りません。

                  やはり、美味しいお茶は地味が豊かなところで育っていてこそ、なので。

                  我が家のお茶も試しに作ってみねば。

                   

                   

                   

                  新茶は一芯二葉といって、まだ葉として展開せず丸く棒状の葉とそれを囲む2枚の葉を摘んで作ると、美味しいお茶になります。

                  まだあまり日の光を受けておらず、うま味成分が新鮮なままで残り苦みや渋みが少ないのです。

                  手摘みのお茶が美味しい所以もそこです。

                  大量生産のお茶は機械で収穫しますが、どうしても堅い葉や枝の部分が混入してしまいがちです。

                  一方、品評会に出すお茶、高級なお茶は手で摘み、丁寧にお茶に仕立てられ、お値段はお高めですが格別のお茶になる、というわけです。

                   

                  平戸に近い世知原でも数日前からお茶の収穫が始まっています。

                  今日の長崎新聞に、世知原の前田製茶がお茶摘みをしてくれる人を求めている、と記事が出ていました。

                  前田製茶は、品評会でも好成績の美味しいお茶を作るお茶屋さんで、昨年は私もお茶摘みのお手伝いに参加しました。

                  朝が早く、7時集合なのですが、山間部の眺めのよい所にあるお茶畑で過ごした数時間は、とても清々しいものでした。

                  その折の私のブログは、こちら

                   

                  今年は、私、腰の調子が悪く、お茶摘みは難しそう。

                  お茶摘みは、立ち仕事、なので。

                  でも、お茶摘み自体は、初めに少し教えていただいてすぐ現場に、といくらいのものです。

                  昨年は、高校生も来ていましたっけ。

                   

                  お茶摘みは、4月30日(月)。

                  場所は、前田製茶のフェイスブックを見ると、道順を動画で見ることが出来ます。

                  お茶摘みの募集要項は、こちら

                  13時終了。

                  ゴールデンウィークの、ちょとマニアックな1日を茶畑で。

                  結構お勧め。

                  長袖の上着、長ズボン、スニ―カ―、つばのついた帽子が当日お勧めのファッションです。

                   

                   

                   

                  | お茶の間 | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                  今日も平戸で庭ぐらし 鈴山翠豊園のファーストフラッシュ
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                    長崎県佐世保市世知原で上質なお茶を作っておられる鈴山翠豊園渾身の和紅茶です。

                     

                    長崎県はお茶の生産地としては、かなりの生産面積を誇り(全国11位)、品評会でも長崎県産玉緑茶は好成績を残しています。

                    でも、あまり知られていないのが残念。

                    本当に美味しいのに。

                    とてもとても残念、と思うておりますの。

                     

                    その中で、東彼杵(ひがしそのぎ)地区は、若い人たちが結構頑張っていて、メディアでもよく取り上げられるようになりました。

                    嬉し。

                     

                    対して。

                    平戸から近い佐世保市世知原。

                    ここのお茶は、深い旨味と甘みが特徴で、関東辺りからみえた方にお出しすると、1口召し上がった後で「ほうっ」という声を

                    必ずと言ってよいほどお出しになるほど。

                    その声を聞くのが嬉しくて、心をこめてお茶を淹れるくらい。

                    世知原のお茶屋さん達は、全国の品評会でも好成績を収めておられます。

                    願わくは。

                    もう少し若い人が活躍するならば。

                     

                     

                    さてさて、前段階はここまで。

                     

                    鈴山翠豊園のファーストフラッシュでした。

                    オーナーの鈴山さんは、玉緑茶(煎茶のようなお茶)だけでなく近年話題の和紅茶にも取り組んでおられ、スリランカにご夫婦で紅茶修業に出かけるほど。

                    こう言っては何ですが、お若いご夫婦ではないのですよ。

                    それでも、美味しい和紅茶を作りたい一心でスリランカ、行くものなのねと、そのお話を伺った時はいたく感心いたしました。

                     

                    ファーストフラッシュは、紅茶の中でも若い芽のみを摘んで作られるもの。

                    深い味わいを出しつつ、エグ味は全くなく。

                    水色(お茶の色)は、あまり濃くありません。

                    沸騰したお湯を心もち冷ました95℃3分の抽出で、この水色です。

                    もう少し置いておくと色は濃くなりますが、やはり美味しいのは3分。

                     

                    ヨーロッパの華やかな味わいの紅茶が好きな方には、和紅茶はちょと味わいが違うかもしれませんが、和紅茶ファンには好評価で受け入れられることと思います。

                    1度、このファーストフラッシュの虜になると、ほかの和紅茶は飲めない、というかたも。

                     

                       

                     

                    茶葉(ちゃよう)は、あまり細かくは有りません。

                    茶の葉1枚1枚が生きている作りです。

                    粉砕されていないから、じんわりと美味しさが出てくるのではないかと思っています。

                     

                       

                     

                    世知原の「国見の郷」で購入可。

                    この袋は、20グラム入り400円です。

                     

                       

                     

                    封を開けたら、きっちり封をし、一回り大きいファスナー付きビニール袋に。

                    冷蔵庫には入れません。

                    冷蔵庫から出した時に温度差が湿っけを呼んでしまいます。

                    煎茶も同様。

                    よいお茶ほど、1度封を開けたら大切に取って置くということは考えず、さっさと飲み切るように。

                     

                     

                     

                    今日は、ひな祭りでした。

                     

                       

                     

                    母の雛人形。

                     

                       

                     

                    椿展の名ごり。

                    桃太郎だと思いますが、きれいに咲いています。

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    | お茶の間 | 18:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                    今日も平戸で庭ぐらし 萎凋茶(いちょうちゃ)
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                      珍しいお茶を頂きました。

                       

                      「萎凋茶」というお茶です。

                      「萎凋」の「萎」とは、しおらせること、「凋」は、なえてしまうこと。

                      「萎凋茶」は、摘んできたお茶の葉を、普通日本茶の場合蒸して加工をするのに対し、1日放置してしおらせて加工したお茶。

                      ちょと、珍しいお茶ですね。

                       

                         

                       

                      見たところは、普通の日本茶のようです。

                      針のようにまっすぐでないのは、九州独特の製法によるもの。

                       

                      香りは、香ばしいような、紅茶を思わせるような香り。

                      どんなお茶だろうね!

                       

                         

                       

                      こんなお茶でした!

                       

                      煎茶のように、70度くらいまで湯ざまししたお湯で淹れてみました。

                       

                      台湾の阿里山・烏龍茶(中国茶の中でも極上のお茶)を彷彿とさせるような香りとお味。

                      お茶だけを出されたら、阿里山・烏龍茶と思うでしょう。

                      いやいや、びっくり。

                      しかも、3煎までしっかりと頂けました。

                       

                      このお茶は、伊万里市山城の山深いところで無農薬のお茶づくりに励んでいる「横田茶園」製。

                      「横田茶園」の玉緑茶(煎茶のようなお茶)と茎茶は飲んだことがあり、穏やかというか優しいお味のお茶なので、いつか訪ねてみたいもの。

                      そう思いながら、随分と山の方らしく(ゼンリンの地図で見てみた)、まだ叶わずにいます。

                       

                      日本茶は、「やぶきた」を始め改良が進み、お茶ファンの嗜好が多様なお茶を求めることもあって、今や、いろいろな品種のお茶が作られています。

                      しかし、品種だけがお茶の味わいの差別化をもたらしているのではなく、栽培される地域の土壌、気候、そして作り手の「手」が大きく作用していると言われています。

                      ワインで言うところの「テロワール」ですね。

                      そういう意味で、このお茶を作っている「横田茶園」は、山間部にあり、自然の力をお茶づくりの「力」に取り込んで、よいお茶づくりをしている思います。

                      農薬、化学肥料を使わないのですから実際には大変なご苦労の末、と推察していますが、お茶を入れたパッケージからも伝わるように、作り手の優しさがお茶の味にもちゃんと現れているよう。

                      よいお茶に巡り合いました。

                       

                      横田茶園のHPは、こちら

                       

                       

                       

                       

                      今日は、このシーズン1番の冷え込みになりました。

                      平戸でも雪がひらひらと舞いました。

                      この寒さ、しばらく続くようですので、皆様どうぞお風邪など召しませぬように。

                       

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