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今日も平戸で庭ぐらし 満天
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    今日は、月に1度の「お抹茶を頂く会」の日。

     

    今日のお菓子は、島根県松江・彩雲堂製「満天」でした。

     

    台風が近づいている平戸は、蒸し暑い1日でした。

    とても天の川やら七夕という雰囲気ではありませんでしたが、それでも。

    お茶の会なりとも七夕気分で。

     

       

     

    小豆の羊羹地の上には、夜空を思わせる錦玉羹が。

    夜空に散らばる星は、おおッ!金箔。

    テンション上がりました。

     

    彩雲堂がある島根県松江は、松平不昧(まつだいらふまい)公のお膝元。

    不昧公が独自の境地から開いた不昧流茶道は、松江の文化として深く根付き和菓子の世界へと広がりました。

    松江市では、今年不昧公没後200年を迎え、各和菓子の名店が記念の和菓子を創作するほか、お茶会、不昧公ご愛用の茶器の展示等、いろいろな記念イベントが開催されるようです。

     

     

     

    今日読んだ古今集の歌の中から。

    「穂にも出でぬ山田をもると藤衣 稲葉の露に濡れぬ日はなし」

     

    <現代語訳>

    昔のイネは、どの株もたわわに実ったわけではなく。

    穂も沢山実らない山の田の番をしていると、自分の粗末な衣(=藤衣)が稲の葉の露に濡れない日は無い。

    <超訳>

    世に認められずパッとしない田の番人は、その服もパッとせず稲の雫でびしょびしょになるばかりで泣きの毎日である。

     

    この歌は、先日何かで読んだビートたけしさんの言葉と重なりました。

    曰く。

    「こんなに一生懸命やっているのに、なぜ誰も認めてくれないんだ!」と不満を思う人よりも、「あんなに大変なのによく愚痴も言わず一生懸命が続くよね」と周りの人に思われるような人の方が結局はいつか頭角を現す。

    なのだそう。

     

    わからないでもないですね。

    ただ、こういうこともあると思うのです。

    認めてくれない人にいくら認めて、と頼んでもそれはなかなか難しい。

    自分で道を切り開く過程においては、認めてくれる人を探す作業も必要、とは思いますね。

     

     

     

    さて、平戸。

    台風の進行方向の真ん中に位置しております。

    我が家は夕方雨戸を閉めてしまったので、只今穴ぐら状態。

    もし平戸に来るのなら、明日の午後だそうですが。

    無事、明日もブログを書きたいもの、です。

     

     

     

     

     

    | 美味しい和菓子 | 21:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
    今日も平戸で庭ぐらし 夏乃
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      今日は、月に1度の「お抹茶を頂く会」の日。

      今日のお菓子は、徳島県・茜庵製「夏乃」でした。

       

      徳島県は、言わずと知れた和三盆糖の産地。

      そのせいか、上質な和菓子店が多いように感じます。

       

      茜庵もそのうちの1軒。

      以前に、淡柚、ゆうたま、というお菓子を「お抹茶を頂く会」のお菓子にしたことがあります。

      3回目の登場ですね。

       

      今日のお菓子「夏乃」は、涼やかな色合いのお菓子で、3層構造。

      上の水色、中の黄緑は、浮島地と言われるものだそうで、さてそれはなんぞや?と調べてみると。

      蒸しカステラのようなもの、と出ていました。

      実際に食べてみたところは、かるかんのような食感。

      しっとりふんわりとして美味しいものです。

      この2つの層は、甘さはあるものの、主張するようなお味は無く、このお菓子の3層目の引き立て役。

      でも、色合いは、何とも言えず。

      濃すぎず薄すぎず涼やかさを演出。。

      和菓子は、目でも頂くものですから、色合いは大切ですね。。

       

      さて、3層目は、羊羹地。

      今、まだ青く清々しいスダチの香りがふわっと香る、爽やかな羊羹地でした。

       

       

      「お抹茶を頂く会」では、今月から古今和歌集を読み始めました。

      西暦900年ごろの編さん。

      以前読んでいた万葉集は、800年ごろだそうですから、若干現代に近づき、どことなく親近感。

       

      「底ひなき淵やはさわぐ山川の あさき瀬にこそあだ波はたて」

      底しれず深くたたえた水は、音を立てますか?山間の浅い瀬にこそいたずらに騒がしい波が立つものです。

      転じて。

      深い人間性を持つ人は、穏やかに静かなもの。浅い人こそがざわざわとして、波風が立つものです。

       

      ふ〜む。

      肝に銘じます。

       

       

       

       

       

       

       

       

      | 美味しい和菓子 | 18:39 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
      今日も平戸で庭ぐらし 白鳥の湖
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        私が通っていた高校は、スペイン系の修道院が経営している学校でした。

        この学校は、今は高校から入ることはできないのですが、私の頃は、高校も少し募集があって受験をしました。

        東京では珍しいくらいの大雪の日でした。

        午前中筆記試験があって問題に向かっていると、何やら甘いよい香り。

        学校で漂う香りとは思えない香りに、どういうことなのだろう?と不思議な感じがしながら問題に向かった記憶があります。

         

        そして、どういうことか受かってしまって、入学することに。

        入学式の日、またあの香り。

        何だろうと思っていると、学校説明の際、この学校ではシスターたちがお菓子を焼いているので、昼休みと放課後なら食べてもよいのだそう。

        びっくりした。

        そんな学校ってあり?

         

        でも、そういうことにはすぐに慣れて。

        よく食べましたよ、学校スイ―ツ。

        私学にしては、授業料がお安い学校だったので、シスターたちがお菓子で稼いでいるのかもしれない、と勘繰るほど。

        ケーキあり、焼き菓子あり、アイスクリームまでありました。

         

        その中で、あの学校の名物とまで言われたお菓子にポルボロンというスペインの伝統的なお菓子がありました。

        今でも作られているのかどうか判りません。

        ポルボロンを作っておられたシスターが、次世代に伝えないまま旅立たれた、とも聞きました。

         

        ホロホロと口の中で崩れるほどの柔らかさ。

        校章が赤くプリントされた薄紙に包まれていて、可愛らしくもありました。

        ポルボロンは、今でも無性に懐かしいと思う時があります。

         

         

        数年前、母校のポルボロンとは少し違うけれど、全く違うわけではなく、美味しいのよ。

        そんな話を聞き、求めたのは長野県・開運堂の「白鳥の湖」。

        栞に、「昔スペインの修道院で考案された幸福のお菓子『ポルボローネ』を模して作っている」と。

        私たちは、ポルボロ―ネとは言わなかったなァ。

        などという思いも頭をよぎったりはするけれど、ポルボロン、ポルボロ―ネ、同じものでしょう。

        口に含んでみると、確かに少し違うけれど、全く違うわけではなく、美味しい。

         

        以来、時折何かで出会うと買い求めるようになりました。

         

        数日前は、突然、長野に旅行をしたので、と知人からお土産に。

        とても幸せな気分に。

         

         

         

         

           

         

        今日は、新茶の会をしました。

        日本茶は、頑張っている人や地域がある一方、高齢化や後継者がいないなど、存亡の危機に瀕している所もあります。

        人口が減っていく中、今ある茶畑を維持するためには、輸出拡大と国内消費を回復させることが重要です。

        茶畑は、1つの産業であるだけでなく、日本の美しい景観でもあり。

        1人でも日本茶が美味しい、と思ってくれる人を増やすことが出来るなら。

        そんな気分、なのですけれどね。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        | 美味しい和菓子 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
        今日も平戸で庭ぐらし けし餅
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          今日は月に1度の「お抹茶を頂く会の日」。

          今日のお菓子は、大阪府・小島屋泰芳製「けし餅」でした。

           

          このお店は、創業以来300年以上に渡って、この「けし餅」を作り続けているお店です。

          関西ではよく知られたお菓子ですね。

          黒餡を柔らかな餅生地で包み、その上にぎっしりとケシの実がまぶされていて、独特の香ばしさがあり、1度食べたら忘れられない美味しさ。

          5月は、ケシの花が咲くので、このお菓子にいたしました。

           

          今日の参加者は4名。

          お菓子を横並びにお皿に載せるのは、お茶の世界ではご法度かもしれませんが、お皿が現代的な陶板なので。

          お抹茶は、八女・星野製茶園詰め「一ノ白昔」でした。

          「一ノ白昔」は、松浦家の殿様の銘名。

          松浦史料博物館で購入できます。

           

           

          「お抹茶を頂く会」では、いまお茶に繋がりがある万葉集を読んでいますが、今日はちょと面白い歌がありました。

           

          君がため山田の沢にゑぐ摘むと雪消(ゆきげ)の水に裳の裾濡れぬ (10・1839)

          意味は。

          あなたのために山田を流れる小川のほとりでクログワイを採ろうとしていたら、雪解けの水で裾を濡らしてしまったよ。

          だそう。

          「ゑぐ」というのがクログワイだとされてきました。

           

          ところが。

          牧野富太郎博士が、小川の雪解けの水で裾を濡らしたのがクログワイを採るため、とはおかしいとおっしゃったのだそう。

          クログワイは、クワイ、ですよね。

          クワイを採るのなら水中にあるのだから裾を濡らすくらいでは済まないだろう。

          よって、「ゑぐ」はクログワイではなく、「セリ」の又の名前ではないか。

          セリを摘むのなら、裾を濡らす、と言うので平仄が合う、とおっしゃったのだって。

           

          参加者一同、牧野先生案にいたく納得いたしまして。

          この歌の解釈では、「セリ」ということにいたしましょう、と。

           

          そんな寄り道をしながら、万葉の世界に思いを馳せて、そのあとは、お抹茶というひととき。

          月に1度の大切な時間です。

           

           

             

           

          先日ご紹介したガクウツギ。

          一輪挿しにとてもよく合いました。

           

           

           

           

           

           

           

           

           

          | 美味しい和菓子 | 18:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
          今日も平戸で庭ぐらし 青丹よし(あおによし)
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            今日は、月に1度の「お抹茶を頂く会」の日。

             

            今日のお菓子は、奈良県・鶴屋徳満製「青丹によし(あおによし)」でした。

             

            「あおによし」は、「奈良」にかかる枕詞として知られていますが、その中の「青丹」とは?

            奈良地方で産出される青い顔料・岩緑青(いわりょくしょう)のことだそう。

            「丹」は、神社などに塗られる朱色の顔料ですが、それに対して青色の、ということで「青丹」という言葉が出来たのでしょう。

             

            このお菓子は、元来和三盆糖と粳米(うるちまい)の粉を固めて作られたのだそう。

            有栖川熾仁(たるひと)親王殿下(1835〜1895)により赤青に霞を配し短冊形にして「青丹よし」と命名せよ、との仰せがありこのお菓子が成立したとの逸話が伝わっています。

            歴史のあるお菓子です。

             

            奈良は平戸から遠いので、おいそれと訪問も叶わないのですが、今にして思えば、若いころ奈良もよく見ておくのだった。

            そう思うことがよくあります。

            でも。

            そうでもないかも。

            今だからこそ、わかる奈良、というのもあるかもしれない。

            口どけのよい、程よい「青丹よし」の甘さの中に、そのような思いがふわりと。

             

             

             

            「お抹茶を頂く会」では、お抹茶を頂くだけでなく、ちゃんとお勉強もしておりまして。

            今は、万葉集を拾い読み。

            「あしひきの山下ひかげかづらける上にや更に梅をしのはむ」−大伴家持ー

            山のひかげかづらを髪に挿して、宴を楽しんでいます。その上に梅を楽しもうなどといわずにここで楽しみましょうよ。

            という意味、らしいのね。

             

            この時代の人たちは、植物を髪に挿すのがファッション。

            その名残は、葵祭の装束にも見られるそうですが。

             

            さて、ひかげかづら。

            どんなものだろうね!と調べてみたところ。

            なんとなんと、庭に生えては、私、懸命に引っこ抜いている「あれ」だった。

             

            以前ご紹介したこともある「ミズスギ(水杉)」という植物。

            何となく、そそられるので、「大切に保護」していたところ、見る見るうちにあっちにもこっちにも。

            あわてて駆除のかかっておりまする。

             

            でも、今日改めて見ると。

            万葉の頃の人が、髪飾りにしてみようと思う気持ち、分からないでもないですね。

             

               

             

             

            | 美味しい和菓子 | 18:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
            今日も平戸で庭ぐらし 天上大風
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              今日は、月に1度の「お抹茶を頂く会」の日でした。

               

              今日のお菓子は、新潟県・大杉屋製「天上大風」と佐賀県・草生庵製「貝尽くし」でした。

               

              「天上大風」は、麩の焼きと呼ばれる軽くさっくりとした焼き菓子。

              最中の皮を完成型にしたお菓子、と言ったらお菓子屋さんに叱られるかしら。

              しかし、麩の焼きは、千利休の「南方録」茶会記にもたびたび登場する、歴史のあるお菓子です。

              まだ、お砂糖がふんだんに世の中にあった時代のお菓子ではありません。

              種に和三盆糖を加えているそうですが、甘さを楽しむというより、サクサク感と香ばしい風味を楽しみます。

               

              表面に押された「天上大風」の文字は、良寛様の手によるもの。

              子供好きの良寛様のもとに1人の子どもがやってきて、凧を作りたいので半紙に何か書いてほしい、と頼んだところ、良寛様は凧が高く上がるよう「天上大風」と書いて与えた、その時の文字です。

               

              良寛様の書は、一見わかりやすく真似しやすそうに見えますが、奥深く、なかなか同じように書くことが難しい。

              ただ、拝見する分には見ても見ても見あきないほど。

              こんな字を書いてみたいなァ、とほれぼれ。

               

               

              「天上大風」に添えた「貝尽くし」は、佐賀県唐津市にある草生庵製の和三盆糖の干菓子。

              一昨日が雛祭りだったので、「貝尽くし」を添えました。

               

              草生庵は、こんな和菓子を食べたい!と思わせるような美しいお菓子を作るお菓子屋さんで、先日の椿展を一緒に盛り上げて下さった陶芸家の南森さんがよくフェイスブックで紹介しておられるのです。

              そのお菓子を写真で見るにつけ、食べたいなァと強く願ったその思いが伝わった?とみえ、今回お饅頭とお干菓子を頂戴しました。

               

              お饅頭は、生モノだから、という理由でどんどんお腹に収まりましたが、お干菓子は、少し置いておいても大丈夫でしょう、と今日のお菓子に加えました。

              口どけのよい、雑味の無い、美味しい和三盆糖で作られて形もよく、作り手の美意識の高さがうかがわれるようでした。

               

               

               

              昨晩から今日にかけて、まさしく春の嵐。

              皆様、どうぞご注意の上、お過ごしくださいますように。

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

              | 美味しい和菓子 | 18:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
              今日も平戸で庭ぐらし 太白百合羊羹
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                今日は月に1度の「お抹茶を頂く会」の日。

                 

                今日のお菓子は、佐賀県・山里屋製「太白百合羊羹」でした。

                 

                 

                昨年の6月だったか。

                佐賀県武雄に美味しくてとても感じのよい居酒屋さんがあってね、という話を聞き晩ご飯を食べに行ったのでした。

                片道1時間半はかかる遠い晩ご飯でしたが、評判を越えるよいお店でした。

                居酒屋さんの名前は「あん梅」。

                 

                夕食後、武雄温泉楼門の辺りを散策し、とある店の前で「太白百合羊羹」の看板が目に入り、これはきっと百合根が練り込んである羊羹なのだろうと思いはしたものの、すでにお店のシャッターは下りた後。

                こうなると、いよいよ美味しそうな羊羹が頭を離れず。

                でも、翌日は朝早くから博多に移動することになっていて、出発前お店の前を通ったところ、案の定まだ開店前。

                 

                それが、半年以上たった今?と問われると返答に困りますが。

                でも頭にはずっと残っておりましたよ。

                 

                 

                「太白百合羊羹」の「太白」とは?

                精製して白くしたもの、というような意味なのだって。

                 

                百合の根は、お正月のお料理によく使われます。

                そもそも百合根は、滋味深いもので漢方では胃腸や貧血にも薬効があるとされているそう。

                この羊羹を作っている山里屋の4代目佐平さんは生まれつき胃腸が弱かったけれど、百合根を服用したところ快方に向かったことから薬効のある百合根を使ってお菓子を作ることを思いついた、と添えられた栞に書かれていました。

                明治時代のことだそうです。

                 

                白い羊羹は、白小豆で作られたもの、白いんげんで作られたものが一般的。

                それはそれで美味しいものですが、今日頂いた「百合羊羹」は、百合根のねっとりとした滑らかさがいかんなく羊羹の風味として生かされ、とても美味しいものでした。

                 

                そろそろ梅の花が咲き始めているところもあるようなので、お皿も梅の花に。

                 

                 

                 

                立春を過ぎるとかえって寒いことがよくありますが、それにしても寒いですね。

                どうぞ体調を崩されませんように。

                暖かくしてお過ごしください。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                | 美味しい和菓子 | 18:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                今日も平戸で庭ぐらし 干支の薄氷+寒牡丹
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                  今日は月に1度の「お抹茶を頂く会」の日、でしたが・・・

                  やはりというか。

                  年明け早々のしかも祝日。

                  バタバタと「伺えなくなりました」のお電話。

                  皆さん、お忙しい方ばかり。

                  それにしてもお菓子どうする?

                   

                  と思うていた矢先のお客様。

                  「お菓子あるので、どうぞ」。

                   

                   

                  そういうわけで、今日のお菓子をご紹介。

                   

                  今日のお菓子は、富山県・五郎丸屋製「干支の薄氷」でした。

                   

                  五郎丸屋さんは、「薄氷」という銘菓で有名なお店。

                  池に張った薄氷をどのように再現したものか。

                  素人の私が考えても全く見当がつかないのですが、「そうです、まさしくこれは薄氷」と納得のいく、はかなげなお干菓子を作っておられます。

                  その「薄氷」、いつもは、「氷なので」白いお菓子なのですが、季節に応じた変化球(?)も。

                  「干支の薄氷」は、その変化球の1つ。

                   

                  特に「干支の薄氷」のデザインは、毎年とても楽しみなのです。

                  伝統のある和菓子舗でありながら干支のデザインは、いつも斬新。

                  地方にありながら(失礼)埋もれることなく先端を見つめるお菓子作りの姿勢には、いつもお菓子の箱を開ける時、身が引き締まる思いがするほど。

                   

                  今年は、戌年なので。

                  ワンコのお顔。

                  今年は、こう来たのね、と思わずクスリと笑ってしまいそうな、そんな温かみもあるデザインでした。

                   

                   

                  今日は、新年早々、お初釜見立てのつもりで、主菓子も。

                   

                     

                   

                  平戸市崎方町・えしろ製「寒牡丹」です。

                   

                  実は、このお店は、我が家からちょと遠いのであまり行ったことがなかったのですが、暮れに用事が出来、お店を覗いたところ、このような生菓子が何種類も出来ることが判明。

                  お正月が近いのでいろいろな種類を用意されたのかもしれませんでしたが、とても華やか。

                  平戸でもこんなにきれいな生菓子が出来るのね、と感動してしまいました。

                   

                  なかでも「寒牡丹」、可愛らしく、お正月らしく。

                  お味もとてもよろしゅうございました。

                  嬉し。

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                  | 美味しい和菓子 | 18:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                  今日も平戸で庭ぐらし ざぼん漬け
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                    今日の記事の前に。

                     

                    数日前からのアクセス障害は、海外からの大量のアクセスが障害となっていた模様。

                    本日、復旧いたしました。

                     

                     

                       

                     

                    昨日は、月に1度の「お抹茶を頂く会」の日でした。

                     

                    昨日のお菓子は、長崎・くろせ弘風堂製「ざぼん漬け」でした。

                    正式には、「ざぼん」を「朱欒」と書くらしく、果肉がややピンクがかっているところから、そのような字が用いられたのかもしれません。

                     

                    長崎には、早くから海外貿易によってザボンがもたらされ、植えられ定着しました。

                    平戸でも、冬の栄養源として特に武家屋敷に植えることが推奨されたようで、現存する武家屋敷跡には必ず数本のザボンを見ることが出来ます。

                     

                    ザボンは、皮を剥き生を食するのはもちろんですが、秋のまだ皮が緑色の頃、摘果をかねて収穫し、その皮を砂糖漬けにして楽しみます。

                    昔は、平戸でも盛んにザボンの砂糖漬けが作られたものですが、最近はあまり見かけなくなりました。

                     

                       

                     

                    新鮮市場でも、ザボンが売られ始めました。

                    1個200円。

                    これを見ると、ああ冬が近づいてきたなァと思うのです。

                     

                    そういうこともあり、昨日のお菓子を「ざぼん漬け」に致しました。

                    長崎市の「くろせ弘風堂」の「ざぼん漬け」は、甘ったるくなく、かんきつ類としてのザボンの香りが豊かに残っていて、絶品。

                    日射しが低くなり部屋の畳の奥まで届くようになった中、しみじみと「ざぼん漬け」を頂きました。

                     

                     

                       

                     

                    昔ながらのレースが張られた箱に入っていました。

                    私が子供の頃は、お菓子が入った紙箱には、大抵レースが張ってあったものですが、最近はあまり見かけなくなりました。

                    久しぶりに懐かしい人に出会ったような気分。

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    | 美味しい和菓子 | 18:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                    今日も平戸で庭ぐらし 栗の甘納豆、山蕗の砂糖漬け
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                      今日は、月に1度の「お抹茶を頂く会」の日、でした。

                       

                      今日のお菓子は、岐阜県・恵那寿や(えなすや)製「栗の甘納豆、山蕗の砂糖漬け」でした。

                       

                      平戸は、朝から大雨の1日となりましたが、それでも気温が下がって秋本番に突入の感あり。

                      お菓子も何か秋らしいものをと思い、栗にいたしました。

                       

                      岐阜県、特に県南部は栗の一大生産地。

                      そのせいか、栗を使ったお菓子を作るお店が多く、種類もいろいろ。

                      中でも、栗きんとん(上質の栗をすりつぶして茶きん絞りにしたもの)は、有名。

                      そのほかにも、栗羊羹や栗の甘納豆も。

                      さて、どのお菓子に致しましょう。

                      そう思いながら、HPを渡り歩いていたところ、「恵那寿や」というお店に辿り着きました。

                       

                      「恵那寿や」というお店は、岐阜県中津川の名店「すや」の別れだそうです。

                      「すや」と同じようなお菓子を展開しつつ、このお店独自のものもあり、その中に「山蕗の砂糖漬け」というのもあり。

                      そうそう、「山蕗の砂糖漬け」、愛知県に住んでいたころ、よく求めていたもの。

                      なつかし!

                      突然その懐かしさに心を奪われ、まず「山蕗の砂糖漬け」の方が先に決まり、それならば、と「栗の甘納豆」になったのでした。

                       

                       

                         

                       

                      山蕗は、御嶽山ふもとに広がる開田高原産。

                      野趣溢れる蕗の香りが、失われることなくお砂糖に包みこまれておりました。

                       

                      栗の甘納豆の方も、もちろん栗の風味豊か。

                      蕗も栗も、砂糖という衣を纏いながら、甘さは丁度よく。

                      外は大変な雨音でしたが、思いはこれから迎える実りの秋に。

                       

                       

                       

                      過去の「お抹茶を頂く会」のお菓子は、左のカテゴリー「美味しい和菓子」をご覧ください。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

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