ホウボウというお魚です。
以前にもご紹介したことがあるのですが、もう1度書きたくなりました。
だって。
ホウボウは、とても美味しいお魚であるにもかかわらず、市場では、300円くらい。
しかも買い手がつかないことが多く、翌日に値引きのラベルが貼られていることも。
かわいそ。
お姿が、いけないのでしょうか。
でも。
胸ひれは、こんなにきれいなのよ。
この「きれい」というところがネックなのでしょうかね。
市場では、三枚おろしまではしてくれますから、あまり気にしなくても、と思うたりするのですよ。
ともあれ。
ホウボウは、お刺身にして美味しいのですが、ちょと手を加え、洗いにすると本領発揮します。
洗いだったら酢味噌を添えて。
先日封を切ったお屠蘇も一緒。
しゃぶしゃぶも大変美味です。
そして。
ホウボウ好きな人は、実は浮き袋が食べたいため、身も食べるのではないかと思われるほど、浮き袋は珍味です。
浮き袋は、こんなのです。
市場では、3枚おろしを頼む時、浮き袋も頂戴ね、と。
針ショウガと共にしぐれ煮。
浮き袋は、しぐれ煮のほか、サッと湯がいて酢味噌で、というのも美味しい。
ホウボウが新鮮中の新鮮ならば、肝と胃袋(ひっくり返して中身を洗い出します)と一緒にサッとゆでて甘酢で。
平戸では、酢肝という料理ですが、お酒が進みます。
今度、ホウボウを市場で見かけたら是非、お試しください。
スミレの群生地を発見。
10メートルほどに渡り土手のあちこちに咲いていました。
近くの木の切り株に。
落ち椿が集めて載せられていました。
春が急速に春爛漫の時へ向かっているようです。