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今日も平戸で庭ぐらし 八十八夜、だったので。
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    一昨日(5月2日)は、立春から数えて88日目。

    お茶摘みに適している、と言われる八十八夜でした。

     

    お茶はその前から新芽を出していますが、八十八夜の頃の新芽はお茶として充実して来ています。

    (もちろん鹿児島のような暖かな地方では、八十八夜の前でも充分なのですが。)

    ゆえに、八十八夜摘みの新茶は、新茶の中でもよいとされることが多いのです。

     

     

    平戸の武家屋敷には、よくお茶の木が見られます。

    茶畑、というより自分の家のお茶は自前で、というくらいの感じでしょうか。

    お茶の木は、寿命が長いですし実生でもよく生えてくるので、今でも昔からのお茶が残っている、というわけです。

     

     

    さて、今年も新芽がどんどん出て来ておる。

    と横を通り過ぎながらチラチラと見ていたのですが、無性に自分でお茶を作ってみたい衝動にかられましたの、今年は。

    というわけで。

    一昨日、八十八夜なのでお茶摘み。

     

       

     

    先日ご紹介した一芯二葉。

    この部分を両掌にこんもり1杯収穫。

     

    お茶を作るのは結構手間と時間がかかることは分かっていたので、とりあえずお茶を2人分淹れられれば、という分量を目指します。

     

       

     

    湯気が立っている蒸し器に、お茶をなるべく重ならないように広げ、蓋をして50秒。

     

       

     

    葉が、しなっとなってきたら取りだし、キッチンペーパーの上に広げて冷まします。

    このようにして収穫した葉全部を何回かに分けて蒸します。

    お茶の葉は収穫したらなるべく早くサッと水洗いして蒸しの作業に投入。

     

       

     

    油臭のないフライパンか浅い鍋にキッチンペーパー5枚重ねくらいを敷き、そこに蒸して冷ましたお茶の葉を入れます。

    揉みながら水分を飛ばします。

    温度は、お茶が体温くらいをキープ。

    しゃもじを使ってもよいけれど、熱くないので両手で揉みながら水気を飛ばします。

     

    葉の表面が乾いてきたら、外に出してキッチンペーパーの上で揉みます。

    揉む事で、葉の内部の水分を外に追い出します。

    また、揉むと細胞が壊れ、お茶にした時、成分がお湯に溶けだしやすくなります。

     

    キッチンペーパーは、揉む時の衝撃を優しくしてくれるとともに、水分を吸い取ってくれます。

     

       

     

    1回目の揉み。

    何やら茹でたホウレンソウの趣。

     

    ある程度揉んだら、又フライパンの上に戻し、表面の水分を飛ばします。

     

       

     

    3回目。

    フライパンで炒り始めてから約13分。

    だいぶカサが減りました。

     

       

     

    さて、皆様。

    ここからが、大変でござりますよ。

     

       

     

    葉を1枚1枚撚りまする。

     

    初めはテーブルの上に置いたキッチンペーパーにこすりつけるように撚っていきます。

     

       

     

    次に両手をすり合わせるように撚りを一層強くしていきます。

    擦り合わせていると葉の中から水分がにじみ出てくるので、出てこなくなるまで手を擦り合わせます。

    手がお茶の葉の成分でテカテカになりますが、洗えばすぐ取れますので心配なく。

    この頃から、何となく出来上がりのお茶の香りが感じられるようになります。

     

    手で揉んで水分が出なくなったら。

     

       

     

    再びフライパンに5枚ほどのキッチンペーパーを敷きその上で水分を飛ばします。

    なかなか水分が抜けないようなら、キッチンペーパーの枚数を減らしたりして調整。

    くれぐれも焦がさないように。

     

    というわけで、出来上がりました!

    堅い棒状のお茶は、ポキンと折れるくらいまで乾燥しています。

     

    終了まで4時間弱。

    噂には聞いていたけれど、お茶づくりって本当に大変。

    深夜に突入していたので、飲むのは、明日。

    就寝。

     

     

     

    明けて翌朝。

     

    待望のお茶。

    どんなだろう?

    肥料をやったこともないお茶なので、あまり旨味成分は無いかもしれない。

    と思いつつ、やはり旨味のある美味しいお茶を期待してしまいますよね。

    だって、4時間かかったのだもの。

    そこで、約80度のお湯、抽出時間4分(お茶一本の太さから4分くらいかかりそう)と思い定め、いざ急須へ。

     

       

     

    4分抽出でこの薄さ、です。

     

    夫。

    おい、お湯の入れ過ぎと違うか?の声。

    私も今そう思っていたところ。

    傷口に塩をすりこむようなことは言わないでほしいよね。

     

    でも、飲んでみなくてはね。

     

    感想。

    確かに、お湯はちょと多かったかもしれない。

    お茶の味としては、未体験の味。

    泥臭いというのとは違う、土の香り。

    そして、紫蘇のようなハーブの香り。

    えぐみは全くなく、すっきりとした後口のよいお茶でした。

     

    大変な手間と時間でしたが、もう1度若葉があるうちに作ってみようか、と思える味のお茶。

    家でお茶を作っている人がいる、という話を以前聞き、そんな大変なことをするものなのかと思いましたが、この味にハマってしまうのかもしれないね。

    ということがよくわかったお茶づくりでもありました。

     

     

    実は翌日。

    お茶を揉んだ手。

    もちろん石鹸で手を洗ったりしましたが、終日お茶の香りが手に残っていていい気分。

    思い出しては、クンクンと手の香りを嗅いだりして、それも楽しゅうございましたの。

     

     

    家庭でのお茶の作り方。

    プロの方の説明は、こちらをご覧ください。

     

     

     

       

     

    | お茶の間 | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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