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今日も平戸で庭ぐらし けし餅
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    今日は月に1度の「お抹茶を頂く会の日」。

    今日のお菓子は、大阪府・小島屋泰芳製「けし餅」でした。

     

    このお店は、創業以来300年以上に渡って、この「けし餅」を作り続けているお店です。

    関西ではよく知られたお菓子ですね。

    黒餡を柔らかな餅生地で包み、その上にぎっしりとケシの実がまぶされていて、独特の香ばしさがあり、1度食べたら忘れられない美味しさ。

    5月は、ケシの花が咲くので、このお菓子にいたしました。

     

    今日の参加者は4名。

    お菓子を横並びにお皿に載せるのは、お茶の世界ではご法度かもしれませんが、お皿が現代的な陶板なので。

    お抹茶は、八女・星野製茶園詰め「一ノ白昔」でした。

    「一ノ白昔」は、松浦家の殿様の銘名。

    松浦史料博物館で購入できます。

     

     

    「お抹茶を頂く会」では、いまお茶に繋がりがある万葉集を読んでいますが、今日はちょと面白い歌がありました。

     

    君がため山田の沢にゑぐ摘むと雪消(ゆきげ)の水に裳の裾濡れぬ (10・1839)

    意味は。

    あなたのために山田を流れる小川のほとりでクログワイを採ろうとしていたら、雪解けの水で裾を濡らしてしまったよ。

    だそう。

    「ゑぐ」というのがクログワイだとされてきました。

     

    ところが。

    牧野富太郎博士が、小川の雪解けの水で裾を濡らしたのがクログワイを採るため、とはおかしいとおっしゃったのだそう。

    クログワイは、クワイ、ですよね。

    クワイを採るのなら水中にあるのだから裾を濡らすくらいでは済まないだろう。

    よって、「ゑぐ」はクログワイではなく、「セリ」の又の名前ではないか。

    セリを摘むのなら、裾を濡らす、と言うので平仄が合う、とおっしゃったのだって。

     

    参加者一同、牧野先生案にいたく納得いたしまして。

    この歌の解釈では、「セリ」ということにいたしましょう、と。

     

    そんな寄り道をしながら、万葉の世界に思いを馳せて、そのあとは、お抹茶というひととき。

    月に1度の大切な時間です。

     

     

       

     

    先日ご紹介したガクウツギ。

    一輪挿しにとてもよく合いました。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    | 美味しい和菓子 | 18:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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